『トワイライトウォリアーズ 決戦!九龍城砦』ネタバレ感想|エンタメ感溢れるアクションと最高級ロマン

洋画

こんにちは!カッチンの映画レビューの時間です!

今回レビューする映画は『トワイライトウォリアーズ 決戦!九龍城砦』

かつて香港に本当に存在した九龍城砦を舞台に、裏社会で生きる者たちが友情を育み、命懸けの闘いを繰り広げるロマンたっぷりのアクション映画です。

この映画はとにかく面白いっていう評判を方々で聞いて気にはなっていたんですけど、普段なかなか香港映画を観ないこともあって手を出せずにいたんです。

でもジャッキー・チェン主演の『シャドウズ・エッジ』がすこぶる面白かったこともあって、ついに『トワイライトウォリアーズ』を鑑賞しました。

※ここから先はネタバレを含みますので、未鑑賞の人は鑑賞してから戻ってきてください。

複雑そうでも見失うことのない安心のストーリー

映画好きの知り合いたちがこぞって絶賛してる映画だったので、「そんなに面白いのかよ!?」とハードルが目一杯上がってる状態で観たんですが…

本当にめちゃくちゃ面白かったです!

過去の九龍城砦の利権争いから始まって、世代を超えて残る遺恨や、現在の九龍城砦の利権争い、敵対する組織でも下剋上が起きたりとか、かなりいろんな出来事が起こるので、登場人物がそれなりに多いんです。

おまけに名前もカッチン的には馴染みがないから覚えにくくて、序盤は「やばい!これストーリーを見失う系の映画か?」って不安に思ったんですけど、結果的についていけて全然大丈夫でした。

むしろ1人1人がしっかり個性あってしっかりキャラが立ってるので、めちゃくちゃわかりやすかったです。

顔が似てる人がいなかったのも良かったですね。

カッチンは油断すると映画の途中でわけわかんなくなって繰り返し観るハメになるんですが、そんなカッチンでも大丈夫だったので、たぶん多くの人が置いてかれない映画だと思います。

複雑そうに見えて実は単純なストーリーですしね。

少年マンガみたいな展開のストーリー

かなり悲劇的な人生を送ってきた主人公のチャン・ロッグワンが、逃げ込んだ九龍城砦でようやく自分の居場所を見つけて、しかもそこで出会った同世代の仲間3人と友情を育んで、敵対組織と激闘を繰り広げていく物語なんですが、1度負けてみんなボロボロになるんです。

しかも恩人である九龍城砦のボスも亡き者にされちゃって、弔い合戦も兼ねて立ち上がって再び闘いを挑む流れが、完全に少年マンガなんですよね。

少し厳しいことを言うと、ストーリーはそこまで真新しいわけでもないし、捻りが利いてたりどんでん返しがあるわけでもないんです。

でも色んな要素が重なり合って、めちゃくちゃ面白いんです。

九龍城砦のリアルすぎるセット

とにかく九龍城砦のセットがリアルで豪華でした。

リアルって言っても実際に見たことがあるわけじゃないし、元々九龍城砦について詳しいわけでもないんですけど、「本当にこんな感じだったんじゃないか」って思えるぐらいリアルさを感じたんですよね。

陽当たりが悪いから湿気がすごそうな雰囲気も漂ってて、観ててジメジメしてくる感じでした。

九龍城砦の中は結構不衛生だったって話を聞いたことがあるんですけど、不潔な感じもしっかり表現されてて、ネガティブな部分もリアルに再現されてました。

ていうか九龍城砦のセットってどういう作りになってるんですかね?

セットの展示とかもやってたみたいなんですけど、展示場の写真を見る限り上に高くそびえる建物はさすがになかった気がします。

九龍城砦の全体はCGとかなのかな?

本当に『要塞』って感じで、あの作りがロマンの度合いを強くするんですよね。

カッチンの推しはソンヤ

『トワイライトウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の魅力はセットにプラスして、登場人物たちの魅力的なキャラクターです。

主人公のチャンを筆頭に悪役に至るまで、全員個性が本当に強いんです。

チャンと出会って固い友情で結ばれる九龍城砦の同世代の仲間3人も、1人残らずカッコいいんです。

3人はチャンのために命まで懸けちゃうし、1度は身も心もボロボロにされるのに、再起を果たす姿に痺れまくりでした。

カッチンは特にソンヤっていう、九龍城砦のボスの右腕的存在だった青年がお気に入りでした。

イケメンでクールで仲間想いで、モテる要素を全部持ってるようなキャラクターなんです。

チャンの兄貴的な存在でもありましたね。

敵対組織に指を切断された時は、思わず頭を抱えたぐらい肩入れして観てました。

テレンス・ラウっていう俳優さんが演じてて、この俳優は香港では『国民的夫』って呼ばれて大人気みたいです。

すごい斬新な呼び名ですよね。

韓国俳優のウォンビンが昔『永遠の弟』って言われてたのを思い出しました。

こういうアクションの方が楽しい

九龍城砦の若手たち4人と、敵対組織で下剋上を果たしたグラサン野郎との闘いが後半の大きな盛り上がりで、飽きないアクションシーンの連続で楽しませてくれます。

この作品全編を通して言える事なんですけど、アクションがとにかく面白いんです!

リアルじゃないんです。

人があり得ないぐらい吹っ飛んだり、尋常じゃない身のこなしを披露したり、とにかく非現実的なんです。

だからこそ面白いんです!

最近の日本映画ってアクションシーンにリアルさを追求する傾向が強まってる気がするんですけど、カッチン的にはそんなの全然求めてないんです。

リアルなバトルを見るならボクシングとか総合格闘技を観ればいいじゃんって思うんです。

せっかく映画なんだからリアルよりも楽しいアクションを観たいんですよね。

リアルなアクションができる技量があるから、派手なアクションができるってことにもなるのかもしれないですけど。

いくらリアルなアクションって言っても、結局手順は決まってるわけだから、どうしても振付があるものに見えてしまうんです。

だったら思いっきり吹っ飛んでいったり、宙返りしながらキックしたりとか、笑っちゃうぐらいの映画ならではのアクションを観たいなって個人的にずっと思ってます。

もちろん好みの問題だと思いますが…。

そういった意味でもこの映画のアクションシーンは、ドキドキとワクワクとハラハラを同時に与えてくれて最高でした。

ラスボスのグラサン野郎も、気功で体を硬くしてダメージを食らわないっていうユーモア溢れる設定で面白かったです。

しかも自ら墓穴を掘って窮地に陥る姿も素敵でした(笑)

しかもアクションが凄いのが若手だけじゃないんです。

九龍城砦のボスは最初にチャンをぶっ飛ばすから『やる男』だっていうのがわかってたんですけど、裏社会のボスもめちゃくちゃ動けるし強いんです。

てっきり威張ってるだけだと思ってたから、闘い出した時は「お前強かったのかよ!」って驚きが半場じゃなかったです。

体型もふっくらしてる感じだったので。

ただこの裏社会のボスには、何とも言えない既視感を感じていたんです。

「どこかで見た気がする」って気になりながら鑑賞後に調べてみたら、なんとサモハンキンポーでした。

そりゃ動けるしアクションも凄いですよね(笑)

むしろ「アクションできる」なんて言ったらぶっ飛ばされちゃいます。

香港映画のアクションはやっぱり見応えあって最高に面白かったです!

『トワイライトウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は、とにかくエンタメの要素がこれでもかって詰め込まれてて、楽しませてくれると同時に感動も与えてくれる名作でした。

終わり方も大好きです!

皆さんの感想もコメント欄で教えてくれると嬉しいです。

それではまた映画レビューでお会いしましょう。
カッチンでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました