こんにちは!カッチンの映画レビューの時間です。
今回レビューする映画は『シャドウズ・エッジ』。
ジャッキー・チェン率いる追跡のエキスパート警官たちと、元ヒットマンが率いるサイバー犯罪集団の駆け引きと闘いを描いたバトルアクションヒューマンドラマです。
ジャッキー・チェンとレオン・カーフェイの20年ぶりの共演も話題になった作品です。
知り合いに「超絶おもしろいから」と勧められて一応観に行った感じだったんですが、本当に超絶おもしろかったです。
上映時間が141分と長めなのに…全然長く感じませんでした。
アクション映画って勘違いされそうなんですけど、アクションももちろん凄いんですけど、それだけじゃないんです!
ものすごいロマンの詰まった作品なんです。
※ここから先はネタバレを含みますので、まだ観てない人は鑑賞してから戻ってきてください。
冒頭から飛ばし過ぎ!?
『シャドウズ・エッジ』は知人に勧められる前から映画館でポスターを見掛けていて、存在は知ってたんです。
ただポスターの感じで「これは映画館で観なくていいかな~」ってスルーしてたんです。
そんな中で勧められて観に行ったので、いくら「超絶おもしろいから」と言われても「ホントかよ」なんて思いもありながらの鑑賞でした。
ところがですね、冒頭からめちゃくちゃ飛ばしてくるもんだから、一気に『シャドウズ・エッジ』の世界に惹きこまれちゃいました。
いきなりサイバー犯罪集団と警察のチェイスが開始されて、それもアクセル全開って感じで畳みかけて来るんです。
警察本部の設備もハイテクな感じでカッコいいし、カーチェイスではカット割りがバシバシ行われてて、冒頭から「うおお~!」ってテンション上がる感じでした。
空気を変えるジャッキー・チェンの凄さ
狡猾なサイバー犯罪集団に音を上げた警察は、かつて追跡のエキスパートだったジャッキー・チェンの力を借りることになるわけですが、ジャッキー登場から一気に映画の雰囲気が変わる感じでした。
ジャッキー・チェン演じるホワンがいかに凄腕の刑事だったかが、纏っている空気からビシビシ伝わってくるんです。
ジャッキー・チェン本人の映画界での功績と、凄腕だったホワンというキャラクターが絶妙にリンクしてる感じもありました。
ジャッキー・チェンを知らない人っていないから、やっぱりジャッキーが登場すると「うお~!ジャッキーだ~」って心の中で思っちゃいますよね。
そういうジャッキー本人が観客にもたらす効果が、凄腕の刑事だったホワンというキャラに上手く活かされてたと思います。
悲しい過去を背負ってるホワンをどこか憂いのある表情で演じていて、厳しいんだけど時々お茶目な部分が顔を見せるキャラクターが魅力的で、ギャップに痺れるシーンがたくさんありました。
この年齢であんなアクションしていいの?
ジャッキー・チェンとレオン・カーフェイのアクションシーンには度肝を抜かれっ放しでした。
20年ぶりの共演で気合が入ってたのか、見応え充分どころじゃなかったです。
ぶつかって家具をぶっ壊したり熱湯をかけあったり、いろんなパターンのアクションを見せてくれてるんですが、気になって2人の年齢を知らべてみて驚愕しました。
ジャッキー・チェンが71歳、レオン・カーフェイが67歳だったんです。
この年齢でここまでのアクションする本人たちも凄すぎるし、激しいアクションをさせるスタッフも凄いなと思いました。
レオン・カーフェイの1対大勢のシーンも相当ヤバいですからね!
円熟味のある演技がもたらすギャップ
映画の中でジャッキー・チェンとレオン・カーフェイは、お互いを探りながら食卓を囲むシーンを演じてますが、このシーンがすごいほのぼのしてて素敵なんですよね。
ジャッキーの娘のフリをして一緒に食事してる刑事のチャン・ツィフォンも交えての平和な食事シーンを見てると、「影はもう足を洗って、このままみんな仲良く過ごしていけばいいのに!」って思わずにいられませんでした。
本当にすごいほのぼのした雰囲気だったんですけど、どこか探ってる緊張感も微かに漂ってて、これはもうベテラン俳優だけがなせる技だなって思いました。
レオン・カーフェイ演じる影が魚料理を振る舞うんですけど、その後のバトルシーンで魚料理の感想を聞かれたジャッキーが「死ぬほどマズかったよ!」っていうセリフが大好きです。
いつか使いたいって思ってるんですけど、なかなか使う機会がなくて残念です。
濃すぎた『影』の組織のドラマ
『シャドウズ・エッジ』が傑作になったのは「影が率いる組織にもドラマがあった」ことが大きいと思います。
ドラマがあったどころか、このドラマが濃すぎるんです。
組織の中でも命を懸けた駆け引きが繰り広げられてて、その内輪の争いが警察側を混乱させていました。
双子だったっていう設定についてなんですけど、もうちょっと風貌が似てる感じのままでよかった気がします。
タイプが違い過ぎて、双子って事にかなり時間が経つまで気が付かなかったです。
観客にもわざと気が付かせない狙いだったんですかね?
それともカッチン以外の人は結構みんな気づいてたとか?だとしたら恥ずかしいですね(笑)
この双子っていう設定は続編に繋がるキーワード的な感じにもなってたので、もうちょっとわかりやすくてもよかったのでは?って思ってしまいました。
期待の女優チャン・ツィフォン
ジャッキー・チェンと一緒に行動を共にする若手女性刑事を演じたチャン・ツィフォンの演技が凄く印象に残った作品でもありました。
感情表現も素敵だったしアクションも見事だし、素晴らしい女優さんだなって思いました。
カッチンは初めて見る女優さんだったんですけど、岩井俊二監督の映画にも出演してるみたいです。
エンドロールではジャッキー・チェン映画にお馴染みのNG集や撮影風景の中には、アクションシーンの撮影が終わった直後に、ジャッキー・チェンがチャン・ツィフォンに「みんなにお礼を言ってきなさい」って伝えてるシーンが映ってました。
たぶんスタントマンチームにお礼を言ってくるようにってことだと思うんですけど、チャン・ツィフォンはすぐに1人1人に頭を下げて周ってました。
こういうことを教えてくれる伝説的俳優との共演って、本当に財産ですよね。
見ていて胸がほっこりしてしまいました。
今後も注目したい女優さんです。
こんな面白い映画を見逃さなくて本当に良かったです。
勧めてくれた知人に感謝しなきゃです。
終わり方的にたぶん続編が作られると思うんですけど、実際どうなんですかね?
面白かったので続編希望です。必ず映画館で観るのでお願いします!
『シャドウズ・エッジ』の皆さんの感想をコメント欄で教えてくれると嬉しいです。
それではまた映画レビューでお会いしましょう。
カッチンでした。


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